木工ろくろ実習を実施しました
令和7年10月9日(木)、クラフトデザインコース2年生を対象に、伝統工芸士・木地師の濱田幸介先生をお招きして木工ろくろ実習を行いました。
濱田先生は高校3年生の時に初めて訪れた伝統工芸展で、木工ろくろによる挽物の器に強く惹かれたそうです。その出会いをきっかけに、大学進学志望から進路を転換し、石川県山中温泉の木工ろくろ研修所へ。工芸士としての道を歩み始めた当時の経験を生徒たちに語ってくださいました。
生徒たちは、自身の進路選択とも重ね合わせながら、先生の言葉に熱心に耳を傾けていました。講義では、器ができるまでの工程や、現在コースで取り組んでいる拭き漆の技法についても丁寧に教えていただきました。
後半は山中式木工ろくろの実演と実習です。実際にろくろを使って木を削る体験に、生徒たちは夢中になって取り組みました。一度では物足りず、2回通りの実習を行い、予定時間を越えて6時間目まで熱気あふれる時間となりました。
濱田先生、貴重なご指導をありがとうございました。
高校3年生の時の話をしてくださいました。
伝統工芸展に入選した作品を鑑賞しました。今日は特別に触らせて頂きました!
ろくろ実習。夢中で取り組みました。
クラフトデザインコース 花田